組長ら債務整理をあっせん 弁護士法違反容疑で逮捕
弁護士資格がないのに債務整理をあっせんしたとして、警視庁は12日、住吉会系暴力団組長の斉藤順平(52)=埼玉県戸田市=、東京都港区の情報処理会社「エレメントホールディングス」幹部の仲野大吾(31)=同世田谷区=ら7容疑者を弁護士法違反(周旋)の疑いで逮捕し、発表した。あっせんを受けた同杉並区の近藤利信弁護士(69)も同法違反容疑で近く書類送検する方針。
同庁によると、消費者金融などの過払い金の返還請求が全国で増加し、多重債務者らが債務整理を頼む動きが広まっていることに暴力団が着目。業者と手を結んで、資金的に困窮していた近藤弁護士を取り込んだとみている。
組織犯罪対策4課によると、斉藤容疑者らは2009年4~10月、懲戒処分を受けた長崎県の元弁護士が処理できなくなるなどした数十人分の債務整理業務を、報酬を得る目的で、近藤弁護士にあっせんした疑いが持たれている。
早稲田大学社会科学部14号館別館
慶應義塾大学文学部南別館
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